GETkunの気まぐれ雑記

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【進捗】無いなら作っちゃえ! ポケットモンスターソード・シールド_エースバーン  アクションフィギュア化計画! Part6【CAD設計編】

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こんにちはこんばんはGETkunです。

 

 

 この記事のシリーズは、

どこのメーカーからも売られてない

玩具自前で作っちゃおうというシリーズです。

 

 

第1弾ラルセイに引き続き、

第2弾”エースバーン”の自作玩具を作っています、

”2分だけ”でもいいので、ぜひ見ていってください。

 

 

ということで今回も、CADデータの制作過程をを公開していきます!(≧∀≦)

 

現時点での制作状況は、下のスクショ通りです。

まずは全体像から見ていきましょう。

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今現在で8割完成し、後は腕パーツ肩パーツを作るだけとなりました。

 

今回制作したパーツが下のキャプチャーになります。

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これらの制作過程を目次に沿って紹介します。

 

 

目次

【足パーツの作成】

 ■踵(かかと)の成形

  • 造形と面出し
  • つま先パーツと接続する関節の作成
  • ジョイント接続穴の作成

 ■つま先の成形

  • 造形と面出し
  • 踵パーツと接続する関節の作成
  • 可動域の確保

 ■接続ピンの作成

 

【膝パーツの作成】

  •  膝パーツ全体の成形
  •  膝パーツの問題点と解決法
  •  膝パーツ(前)の加工
  •  膝パーツ(後ろ)の加工
  •  膝パーツ固定ピンの作成

 

 

 

 【足パーツの作成】

■踵(かかと)の成形

  • 造形と面出し

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まずは仮置した”フォーム”(fusion360独自の機能、粘土のように形を作れる。)の形を変えます。

 

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形を変えたら、つま先との接続面スケッチが描けるようにする為と、

足の裏設置性を安定させるため、それぞれ0.1mm削って面出(めんだ)をします。

 

※面出し

 加工したい面を少し削って精度を出す加工のこと。 

凸凹した面や、反りがある面を真っ平らにする加工と言えばわかりやすいかも。

 

 

 

  • つま先パーツと接続する関節の作成

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面出しした接続面に長方形を描いた後、

 

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押し出し機能を使って立方体を作ります。

 

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”フィレット”(角を丸くして滑らかにする機能のこと)機能を使って角を取った後、

 

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ピン穴を開けていきます。

 

  • ジョイント接続穴の作成

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前回と同様に、ジョイントを受ける凹みを作った後、

 

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ジョイントを差し込む穴を作っていきます。

 

 ■つま先の成形

  • 造形と面出し

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前の項目と同様、仮置した”フォーム”の形を変えた後、

足の裏スケッチが描けるようにする為、0.1mm削って面出(めんだ)をします。

 

  • 踵パーツと接続する関節の作成

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踵パーツと繋げられるようにする為、接続の”受け”を作ります。

 

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つま先と踵がズレないように、踵パーツ側接続部分の面※1”スケッチ”機能で円を描いた後、接続部分にピン穴を開けます。

 

※1

編集中のパーツ以外のパーツの面をスケッチ面にすることが可能。

これの利点は、そのパーツで作った全く同じ位置に円や線を描くことが出来る点である。

 

 

 

  • 可動域の確保

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踵パーツとの干渉(物体同士がぶつかって動かなくなること)を防ぐため、

つま先関節部の角を落とします

 

 

 ■接続ピンの作成

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”足”のコンポーネント※2の中に新しいコンポーネントを追加します。

 

※2:コンポーネント

部品、成分、構成要素などの意味を持つ英単語。(IT用語辞典_e-Wardsより引用)

つまり上の文は、部品の集合体の中にまた新しい部品を追加するということである。

 

 

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コンポーネントを追加したら、後は足からはみ出ないようにピンを作るだけ。

 

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これで足パーツが完成しました。

 

 

 

 【膝パーツ成形】

  •  膝パーツ全体の成形

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 前の項目と同様、仮置した”フォーム”の形を変えます。

 

  •  膝パーツの問題点と解決法

ここで一つ問題が浮き彫りになりました。

それは、下の図を見て頂ければわかるように、

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太もも若しくは脛パーツ膝パーツ(後ろ)を取り付けると、

可動造形どちらか一方が破綻してしまいます。

 

そのため、太もも脛パーツ取り付けないで、

膝パーツ(前)取り付けることにしました。

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  •  膝パーツ(前)の加工

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ジョイント受けの凹み差し込み穴を作った後に、

 

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パーツジョイント干渉しないようにするため、

パーツの内側方向に先の凹みと同じ直径の円柱(切り取り)で削ります。

 

 

 

  •  膝パーツ(後ろ)の加工

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膝パーツ(前)と同様、ジョイント受けの凹み差し込み穴を作った後に、

 

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 パーツジョイント干渉しないようにするため、

パーツを取り付ける方向に先の凹みと同じ直径の円柱(切り取り)で削ります。

 

 

  •  膝パーツ固定ピンの作成

最後に太ももパーツに固定するためのピンを作ります。

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太ももパーツ正面部分を、差し込みピンの形に少し穴を開けた後、

 

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太ももパーツのピン穴側から膝パーツに向かって、差し込みピンを作ります

 

 

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膝パーツが取り敢えず出来ましたが、

組み上げたら膝パーツの一部干渉した為、後日修正します。

 

というところで

今回はここまで!

 

 

 

さて次回は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

デデン!

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腕パーツの作成から報告する予定です。

これ以外の制作状況も報告する予定なので、

次回もまた見ていってね!(≧∀≦)

 

 

ということで以上GETkunでした。

 

またね~(^O^)/