【大挑戦!】自作玩具の販売用データ作成奮闘記 その10
こんにちはこんばんはGETkunです。
前回記事に引き続き、脚部パーツの進捗を報告します。
目次
- 腿(モモ)パーツと脛(スネ)パーツの結合
- 脛パーツと足首ジョイントの結合
- 足パーツの組み上げ
- 両脚部組み上げ後
腿パーツと脛パーツの結合
脛パーツの印刷が終わり腿パーツに取り付けたところ、
腿パーツと脛パーツが膝(ヒザ)関節部分で干渉することが発覚しました。
すぐさま腿パーツのCADデータ修正を行った後、再印刷を行い脛パーツに取り付け。
結果、膝関節の干渉が無くなりました。
脛パーツと足首ジョイントの結合
続いて脛と足首ジョイントの組み上げを行いましたが、
内径(穴の大きさのこと)及び外径(円柱の太さのこと)のすり合わせ(パーツ同士がうまく噛み合うように大きさを調節すること)をきつくしすぎた為か脛、足首ジョイント共に干渉。
そのため足首のジョイントパーツの外径を、脛パーツの中に入れられるように小さく修正して再印刷を行い対応しました。
足パーツの組み上げ
足の組み上げに入る前に奮闘記第7回にて報告した、手首ボールジョイントの渋みについて軽く触れます。
第7回のときに、ボールジョイントの寸法を大きくして渋みが出てきたと報告しましたが、
実はその時、凸(でこ)側の寸法を凹(ぼこ)側の寸法より少し大きくしてようやく渋みが出てきていたのです。
以上のことを鑑みて、足のボールジョイントもすり合わせをしないで組み上げたほうが良いと判断し、CADモデリングを行ったのですが、
結果はボール部分が全く入らないという状態になりました。
そのため、球体側の寸法を半径0.2mm小さく修正した後、印刷し直して対応。
その後に踵パーツとつま先パーツでジョイント構成パーツを固定。
後は写真のパーツを取り付ければ完成・・・
するはずでしたが、
先程組んだパーツと寸法が異なっていたようで、取り付けができませんでした。
すぐにCADデータを修正し、再印刷を行いました。
再印刷したパーツを取り付けて、ようやく足パーツが組み上がった・・・
・・・っと思われたのですが、
こちらも寸法が合わなかったためか、パーツ割れを起こしてしまいました。
そのため再度修正を行った後に印刷。
多少の調整は必要としながらもようやく足の組み上げが完了しました。
両脚部組み上げ後
そしてもう片方の脚を組み上げた状態が下の写真になります。
足裏の接地面が多いため片足立ちも容易に行うことができます。
更に加えて、膝の可動域も広めに設計してあるため膝立ちも容易にこなせます。
膝関節含めその他可動箇所は動画に貼っておきます。
今回の報告は以上となります。
最後にトラブルに見舞われたものの、ようやく両脚が組み上がりました。
ここで言うのも難ではありますが、今回作った物は関節のヘタレやそれによって生じるパーツがポロリしやすい等の問題を差し引いても、かなり良く出来ているのではないかと実感しております。
残りは頭部を作るだけとなりましたが、今後の続報をお待ちいだたければ幸いです。
それではまた次回お会いしましょう。
GETkunでした。