【大挑戦!】自作玩具の販売用データ作成奮闘記 その16
こんにちはこんばんはGETkunです。
前回記事においてようやく頭部パーツの設計が終わったので、
今回印刷と組み立てをして玩具を完成させます。
頭部の組み立て
完成させた各パーツを3Dプリンタで印刷し、その後組み立てます。
最後に組み立てた頭部を以前作った体に接続すれば、
完成
ロボショタ型人形の出来上がりです。
胴体の可動は第10回でお見せした通りですが、頭部が追加されたことによって、一段と表情に花が咲くようになりました。
首も横に傾けられるので、こんなあざと可愛いポーズもつけられます。
今回作成した子は透明一色ですが、印刷時にフィラメントの色を変える、若しくは印刷後に塗装する等で自分だけのカラーバリエーションが楽しめますので、これを期に貴方だけの子を作ってみてはいかがでしょう。
反省点
今回、玩具を作る上で出てきた反省点をいかに纏めます。
関節のヘタレ
今回作った玩具を遊ぶ上で最大の問題は、市販の玩具よりも関節のヘタレが起こりやすい点が挙げられます。
上の画像は関節のヘタレが起こった後、関節の補強を行うためにビニールを噛ませている様子です。
それの有無でどれだけ違うのか動画に載せます。
加工しないと組めない箇所がある
画像のように一部切り取りや、ヤスリがけ等を行わないと組み上がらない箇所が存在。
金槌等の叩くのもが無いと組み上がらない。
関節部を除いたほぼ全てのパーツの組み立てに、金槌を必要とする場面が存在。
ジョイントの破損
次なる問題は、ジョイントの破損(関節軸がねじ切れる形で破損)が起こりやすい点です。
恐らくジョイントの軸部分を細く設計した(軸径Φ5mmで設計)ことが原因であると考えられます。
上記画像で出ている箇所以外にも、関節の破損もしくは破損寸前の箇所がほぼ全ての関節に渡り存在しています。
上の状態から、第二回で立てたコンセプトの
- ネジ、軸がなくても組める
- 組みやすい
- 印刷してそのまま組める
- 壊れにくいパーツの作成
には一番上を除いて達成ができませんでした。
さてSTLデータの配布についてですが、第一回の宣言通り有料プランにて配布を行います。
ですが、上記反省点をご覧になれば分かるように、かなりお粗末な品質のため、無料配布の方も検討しています。
準備ができ次第報告しますので、少々お待ちくださいませ。
それではまた次回お会いしましょう。
GETkunでした。